コーヒー豆を焙煎しながら、途中段階の豆を取り出して並べてみました。
薄茶色の段階から豆の水分が抜けて少しずつ小さくなりシワもよってくるのが第1段階。
その後、豆が膨らみシワが伸びてくるのが第2段階。
そしてパチパチという大きいハゼ音がしてコーヒーの香りが強くなり(1ハゼ)、大きいハゼ音が一度止まって少しすると、今度はピチピチという可愛らしいハゼ音がして(2ハゼ)、豆はさらに大きく膨らみます。
この流れの中で、豆の表面と中身の水分量を調整したり、シワが伸びすぎ、膨らみ過ぎて香りや味わいの成分が豆の外に出てしまわないように調整するのが焙煎の技術。
豆の水分量や硬さ、焙煎機(釜)の状態、その日の気温や湿度で毎回変わる焙煎工程の奥深さを楽しみながら今日も豆を煎っています。
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