カップ&ソーサー 温めていますか

二十四節気の「立春(春の始まり)」も過ぎ、七十二侯では「草木萌え動く( 草木が芽吹き始める)」季節ですが、朝晩はまだまだ寒いです。

さて、個人的には村上春樹さんの新刊が出たので、夜はコーヒーを飲みながら読書をする日々なのですが、この読書中はできるだけ長く、温かくて美味しいコーヒーを飲いたいですよね。


コーヒーは熱くしすぎると味が感じられなくなるし、冷めすぎると香りが立たなくなって美味しさも半減するので、丁度良い暖かさを長く保つのが理想なのですが、保温できる水筒に入れるのではなく、できればお気に入りのカップを使ってコーヒーを楽しみたいところ。


そのために僕がやっているのは、十分に温めたカップ&ソーサーを使うことです。

せっかく淹れた温かいコーヒーを冷たいカップに入れると、それだけで温度が下がってしまうのでカップを温めること本などにも書かれていますが、その温めたカップを冷たい机の天板に直接置くとコーヒーはどんどん冷めていきます。


そこで天板とカップに入った液体の距離を離すために高台のついたカップを選ぶのも良いですが、僕のオススメはソーサーを温めることです。


カップとソーサーにお湯を満たしてからコーヒーを淹れることで、コーヒーができあがるまでにはカップ&ソーサーが十分に温まり、そこに淹れたてのコーヒーを注ぐことで、温かいコーヒーをより長く楽しむことができます。

さらに温かさを長持ちさせるためカップに蓋をするのも良いですし、コーヒー自体を温めなおすのも良いと思いますが、僕は大きいマグカップにたっぷり入ったコーヒーを見ながら本を読み続ける好きなので蓋や温めなおしはやらないです。


コーヒーは嗜好品。自分のライフスタイルにあわせて気楽に楽しみながら飲むのが一番美味しく飲める方法だと思っています。

みなづき珈琲

里山の自然が残る町田市の片隅で珈琲を焙煎しています。 珈琲豆の販売、地域のイベント出店、珈琲教室などの活動、 ご自宅で淹れる珈琲が美味しくなるヒントを紹介たりしています。