いしいしんじのごはん日記でいしいさんがプラネタリウムに頻繁に行っていたのが気になっていたのですが、この小説を書くための下地だったのですね。
昨年、僕も偶然にプラネタリウムに行く機会があったのですが、解説員さんの語りや星座にまつわるお話は言葉の抑揚の特徴もあったからだろうけど、とても心地よかった思い出があります。
テンペルとタットルと彼らを囲むたくさんの人々。
人と人の繋がり、自分自身ができること、自分にしかできないこと、そして運命。訴えかけてくるものがたくさんあった小説でした。
童話的だけど社会性にも富んだ内容です。
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